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ファイル] 小鳥の食養法

最近は完全栄養食のペレットという物があるらしい。それだけやっていれば良いそうなのでこれは
楽チンだ。 食餌を用意すると言うのもなかなか大変な事だと思うので、ものぐさ飼育には必須ア
イテムだろう。
我が家にも野良猫が四匹いるが、主食はキャットフードである。
一番安いものは臭いをクンクン嗅ぐだけで食べないが、もうちょっと高いやつなら喜んで食べる。
最も喜ぶのはやっぱり肉だ。時たまもらう鹿の肉などをやると唸って食べる。魚のアラなどもご馳
走だ。 さすがにキャットフードは唸ってまでは食べない。 腹が減っている時は仕方ないので食
べるという程度の感じだが、飼い主としては買い物ついでに数袋買ってきてストックしておけば良い
事なので全然楽だ。 残飯などもそう沢山出るものではないのでやっぱりキャットフードは便利なの
である。
小鳥の場合も、繁殖場もペットショップも当然楽チンなペレットを選ぶだろうから、そのままペレット
飼育を続けていけば良い筈だ。
完全栄養食なのだから病気は激減するだろう。と言うか、完全栄養食を摂っていて病気になる方
がおかしいですわな。

世の中にはフランス料理・イタリア料理・中華料理・インド料理・日本料理・メキシコ料理、等々・・
その国の名前をつけた料理が沢山ありますよね。 でもアメリカ料理ってあるんでしょうか?
東京あたりにはあるのかもしれませんが、これがアメリカ料理です、ってのはあまり聞かないような
気がしますね。 ハンバーガーにホットドッグ、フライドチキンにドーナッツ、コカコーラ位かな・・。
足りない分はビタミン剤やサプリで補えばそれで良い、人間でさえこんな考えなら小鳥の食餌に
それ以上の配慮などする筈がない。必要な栄養素はこれとこれ、あとは混ぜ合わせて成形すれば
いっちょあがり、完全栄養食ペレットのできあがりでございます。
これは食文化を有しない国のなせる業(わざ)であろう。
しかし、日本料理に代表されるように日本人の繊細な美意識は、こんなごちゃ混ぜポンでそれで
良いという感覚にはなかなか馴染めないだろう。
ペレットが完全栄養食なのだから良い筈だ、と頭では納得できてもペレットだけで良いのだという
感覚にはなかなかなれないのだろうと思う。
勿論日本にはペレットの無い時代から続いてきた小鳥の飼育文化というものが存在しているの
だから、それを捨ててペレットに切り替えろという無茶な話にはならないのだろうと思います、
昔から伝わる飼育法を続けるのであればペレットなどはまったく無用の代物ですからね。

ところが何でも否定はしないというのが日本人の奥ゆかしさ。
味噌・醤油・酒、仕込んで何年も待つという熟成文化が基本です。 
なんでも否定はしないで一応取り込んでおいて熟成を待つ、日本流にアレンジできるものは残り
どうしても馴染めない物は数年後に静かに流れ去っていく。
どこにも角を立てない和洋折衷方式が日本のスタイルですね。
そこで、「シードかペレットか」 なのですが、どちらか一方のみを主張して相手を徹底的に糾弾す
るという展開にはなかなかならないだろうと思います。
なんと言っても我が国は「和をもって尊しとする」お国柄、結局の所はシードも良いけれどペレットも
良い、という和洋折衷方式に落ち着くでしょうね。
主食は完全栄養食のペレットで、あやつにシード、副食に青菜、鉱物飼料も今まで通り、こんな
感じが主流になっていくのではないでしょうか。
しかし、更に総合ビタミン剤と各種サプリを追加してという話になると、さすがにこれではやりすぎ
でないかい?
たいして運動量のない飼い鳥に毎日毎日こんな栄養豊富な餌ばかり与え続けていたらどうなる
のだろう? 内臓疾患を引き起こす確立が非常に高くなるのではあるまいか?

食養というのは、食で養生するという意味だけれど、粗食・小食にするのが基本です。
その土地でとれた季節のものをありがたく頂戴していく、栄養的にもそれで十分であり、それで
健康に暮らしていける、そんな考え方です。
摂ったらいけない物・摂る必要のないものを大量にとる、過食が万病の元です。
栄養が必要だからこれを食わねばならない、こんな迷妄が不必要な栄養と一緒に不健康を
連れて来るのです。 食物アレルギーなど、昔は考えられなかった事ですが、不要物を大量摂取
する事の弊害が目に見える形で出てきているのではないでしょうか。

考えてみると野鳥達は冬でも元気です。 渡り鳥は別として、結構な種類の小鳥たちが暮らして
います。 勿論ビタミン剤やサプリが落ちているわけでもなく、何を食べて暮らしているのか疑問
ですが、とにかく厳しい冬も生き延びて命を繋いで行っています。
野鳥の暮らしは食養の道そのものですね。その土地にあるものを季節ごとに食べ分けて暮らして
います。 自然とはそれでまったきに暮らしていけるようになっているのでしょう。
飼い鳥であるインコをこんな考えの食養法で飼育する事は無理でしょうか?
野鳥の様にそのままズバリ、という訳にはいかないかも知れませんが食餌などは準ずる程度の
内容でも十分なのかもしれません。
竹姫流飼育法は、野草を主にして、健康雑穀と海藻を組み合わせると言うのが基本です。
餌は言われているよりももっと少なくて良いという考え方です。
勿論ビタミン剤・サプリなどは一切なし、それでセキセイ三羽とも元気に生きているわけですから
こんな飼育法でも間違いではない事の証明になっていると思います。
問題は都会暮らしの場合でしょうね。
都会には食養の場所がありません。 金で購入しなければならない宿命の元で生活しているわけ
ですから、小鳥の食養と言っても更に難しいでしょうね。 やっぱりペレットかな?

昔ながらの飼育法
ペレット・ビタミン剤・サプリ等、こんな物なんかない時代から小鳥は飼育されてきた。
今頃になって急に必要になってきたというのも変な話なのだから、本来は不要な物のハズだ。
ところが人はこうした物量作戦には滅法弱い。シードだけならビタミン不足になると言われれば
そんな気もするし、難しい栄養学など持ち出されて不足した場合の症状を説明されれば、ビタミン
剤やサプリなども必要不可欠のような感じがしてくる・・。
そんなものは必要ないと言い切るにはやはりためらいが生じるかもしれません。

オカメインコの飼育本をみてみましょう。
食餌は「主食のシード、副食に青菜・ボレー粉・カトルボーン、焼砂・塩土、おやつのシード・果物」
それとペレットに総合ビタミン剤も勧める和洋折衷方式ですね。
やはり不特定多数を相手にする飼育本の場合は、無難な感じの書き方になるのでしょうね。
しかし副食野菜が青菜、なっぱだけでは何ぼなんでも足りないんじゃないかい?
シードをお米とするとおかずは毎日野菜炒めだけみたいな感じだ。
お米が白米ならこの内容では栄養不足になるだろう。
野生化のオカメたちは、様々な穀物、アカシアの豆、色んな草・昆虫、土などあらゆる物を食べて
います、等と言っておきながらこの副食の貧困さは何故だろう?
青菜が小松菜であろうと、チンゲン菜であろうと、そんな事は五十歩百歩であろう。
何故菜っ葉だけなのかが良く解らない。
毒性があると解っているもの以外は、もっと沢山いろんな物をあげるようにした方が良いのでは
あるまいか?
シードの他は小松菜だけです、こんな感じではこれで良いのだという確信はなかなか沸いてこない
のも無理のない話しです。

実際のところ私は小鳥の食養法について語る立場なんかには居ないのであるけれど、これまでに
二百人以上の鳥飼いさんたちから色んな話を聞いてきました。
その中から都会暮らしでも役に立ちそうな幾つかを参考までにピックアップして見ましょう。


今年の夏、セキセイ君が骨折してしまい、入院中に餌を自力で食べてくれず、
なかなか退院できなかったんです。
どうにかして食べてくれないかと、普段はたまに1粒だけ
特別のオヤツにしているソバの実をふんだんに混ぜてあげたら、
自力でまた餌を食べられるようになってくれて、
お陰様で退院できました...!!

丸さんのソバの実のお陰で、13才の誕生日を迎えたセキセイ君
脚は不自由なままですが、お気に入りのキビ穂やあわ穂を
美味しそうについばんでいます。
ソバの実を見るまなざしはキラリ輝いて、すごく嬉しそうで
まだ毎日数粒ずつあげています。
丸さんのソバには本当に助けて戴きました。
改めて、御礼をお伝えしたかったんです。ありがとうございます。 (07/10月 ココより)

入院して何も食べれなくなった時に何を食べるかは、粟穂だったりひえ穂だったりきび穂だったり
いろいろなんですが、ココさんのセキセイ君にはソバの実が合った様です。
そばの粉はお湯で溶いただけでそのまま食べることのできる優れものです。(そばがきと言います)
煮炊きせずそのまま食べれる穀物と言うのはとても少なく、そばとしこくびえ(インドのラギ)くらい
です。 身体に優しい水溶性タンパクだからなのですが、消化吸収しやすいという点は小鳥にも
消化の負担をかけない穀物の一つと言えるのではないかと思います。
更に特筆すべきはその生命力の凄さで、穀物の中では間違いなくトップクラスです。
勿論麻の実が一番良いのだけれど、市販されているものはすべて発芽不能処理された死んだ
シードです。 芽を出さない死んだシードはシードとは言わないのだからこういうものは避けた方が
無難です。
更なる利点はプランター栽培がし易い事。蒔けば生えてきますので失敗しません。
「一物全体食」 特定の部位だけでなく、全体を利用するのが食養の基本です。
花・蕾・葉、なんでも利用できるそばは優れものの一品と言えるでしょう。注目すべきシードです。

人は菜っ葉だけでなく色んな野菜を利用しています。その中で利用できそうなものはないでしょうか?
野草が一番良いと思いますが、無い場合には、野草のようなパワフルな生命力を持つ滋養強壮的
薬効が期待できる野菜が幾つかあります。

にんにく (ユリ科) 語源は忍辱から、食せばあらゆる困難を耐え忍ぶ事ができるという意味
だいぶ前になるが、海青まりんさんからメールを頂いた事があります。
「うちのインコが干しておいたニンニクを食べてしまい、肩に止まるとニンニク臭いんですよ〜」
その時はニンニクも食べるんだなぁ〜という感想しか持ちませんでしたが、食べるようならかなり
薬効が期待できる野菜ではないでしょうか。入手も容易ですしね。
効能については検索すれば沢山出てきます。
ガーリックは料理に欠かせない食材ですからインコの副食として利用できれば効果大と期待でき
ます。 あとは、唐辛子・たまねぎ・ねぎ・ニラなんかはどうでしょう?
ニラは切っても切っても次から次へと生えてくる生命力抜群の野菜です。
プランターで一株栽培すればかなり大量に収穫できます。
インコが食べなければ人が食べれば良いことですので無駄にはなりません。
副食はもっと種類を多くして工夫すべきだと思います。

次はミネラル補給の為のボレー粉ですが・・。
確かにミネラル成分が沢山含まれているようですが、幾ら焼いて粉末にしているからと言っても
牡蠣のカラ、小鳥が食べて排出するまでの短時間ではたして上手く消化吸収できるのだろうか?
もともと鶏の餌に混入して使用されてきた流れでインコの飼育にも利用されるようになったのか?
経緯が良く解りませんが、毎日卵を産まねばならない鶏とは違うのですから、ミネラル補給にボレ
ー粉というのも良く解らない。
ミネラル補給なら海藻利用が一番ではないでしょうか。
鶏に海藻を利用しないのは餌代が高くつくからです。一方牡蠣カラは産業廃棄物、タダ同然です。
勿体無いので加工して鶏の餌やカルシウム肥料にして販売しているというだけの話です。
インコの食餌の場合は必要量は知れたものです。人用の天然の良い物を購入しても負担にはなら
ないでしょう。
グリットの補給の様な効果はあるかもしれません。実際に吸収利用されるのであれば何も問題は
ないと思うのですが・・。

当然オーストラリアの内陸部には牡蠣の殻も海藻もないでしょうから、必要なミネラルは野草や
土などから摂取しているのでしょう。
鶏を平飼いすると、土・特に草や葉が重なった下の腐食層を喜んで食べるそうですから、山土や
腐葉土などが入手できればベストですね。整腸剤としては最も良い様な気がします。
しかし絶対必要不可欠というものではないのかもしれません。入手も困難ですしね。


実はうちの梅蔵ちゃんは、小松菜が嫌いです。スーパーで買ってきた農薬だらけの
葉物ということもあるんでしょうが、茎は食べるんです。
白菜の芯とか青梗菜の厚いところとか。
今まで無意識に「食べてくれなきゃ」とあせっていた部分があります。、最近ふと気
づいたんですが、食べなくてもいたって元気でつやつやですし、丸山さんの穂はワラ
まで食べるし、灰まで食べるし、本鳥には本能的に必要なものが「わかって」いるんでしょうね。
そう思うと、鳥そのものの本能的行動を無視して、人間の視点で汚いと思っている
雑菌や化学的に要らないと思われている物質を取り除いて精製し、人工的にビタミン剤
を添加した専用フードに、彼らが自然に選んでいる食料と同じパワーがあるかどうかは
甚だ疑問ですよね。
人の視点ではなく、鳥の視点で見ることが是非とも必要だと思います。

うちでは、コウケントーを特別の病気のために使っている、というわけではなく、
もう、日常に頻繁に使ってます。
例えば、梅蔵がヨーグルトの食べ過ぎで下痢をしたときとか(言い訳:あまり美味し
そうに食べているので、無糖だし自家製だしちょっとくらいいいかと好きにさせた
ら、際限なく食べて下痢してしまった…ごめんね(>_<))、寒空に水浴びして失敗し
たときとか。(梅蔵くんは水浴びがヘタで、しょっちゅうぐっしょり濡れちゃって寒
くてふるえるんです。ドライヤーやファンヒーターは熱風とはいえ風が発生して、それ
が寒いのですが、コウケントーは出ないので、その分暖かいのですよ。)
何でもないときは、カゴの中で遊んでいるだけですが、調子悪いときは、本鳥もおと
なしく、ちょっと羽を広げ気味にして、裏表まんべんなくこんがり当たってます。
私の家は鳥の専門病院から車で5分という、恵まれたところにあります。
ですが、夜間や休診日は電話はつながらなくなり、診て頂けません。
鳥は、悪くなりはじめたら早いですから、応急処置という意味でコウケントーがある
のも、精神衛生上役立っております。
これが、「なぜ効くのかわからない」おまじないレベルだったら不安でどうしようも
ないですが、原理は理解しているので、頼りになっています。
もちろん人間も当たっています。食べ過ぎ下痢とか、切り傷とか、やけどとか…。
風邪気味のときは、足の裏と背中の肩甲骨間付近に当てると楽になります。
もっとも最近はとんと引かなくなりましたが。
本当に、医者に行かなくなりました。
(ちなみに、コウケントーが約10万円から約12万円に、4月から値上げするそうです。)

西原医師の「赤ちゃんの育て方」論に、「舐め回し」がありますよね。
赤ちゃんにはあちこち舐め回す時期があるが、それは理にかなった大変正常な本能
で、そこで抗体を色々つけていく、という。その時期おかあさんが神経質で、汚いか
らとやらせないと、子供は菌に弱い体になってしまう、という。
健康な生体や、これから育っていく子供なら、免疫を高めさせるために雑菌を排除し
ない、というのは大変有効な方法だと思うのですが、たくさん菌があるところにいる
から病気が治る、という訳ではないですから、免疫が弱っている子には、やはりある
程度悪いものから守ってあげて、免疫を上げるほうを優先してあげたいです。
風邪を引いているときに暖かくしてあげるのと同じことだと思います。
(風邪を引くっていうメカニズムは、寒い→温度依存性の高いミトコンドリアの活動
が下がる→菌に弱くなって菌が暴れる→発症するということでしょうか。とすると、
治療のもっとも有効なプロセスは、弱っている→新たに入る菌を抑制しミトコンドリ
アを元気にする生活をする→ミトコンドリアが元気になって体の中の菌に勝ち、外か
らの菌も排除できるようになる→通常の、雑菌がたくさんいる生活が送れるようにな
る、ということでしょうか。)
生き物は様々な病気にかかりますが、そのほとんどはミトコンドリアの活動低下によ
る菌の日和見感染ですから、もっとも怖いのは、安易な対処療法によって原因が奥深
くに潜り込んでしまうことです。
たとえば、熱が出ているときに、風邪薬などを飲んで熱を下げますが、それは本当は
根本解決にはなっていない、というのは誰もが理解している話ですよね。
この場合ははそれほど深刻な結果をもたらすことではないですが、日常普通に医療行
為として行われているステロイドなどの安易な投与では、本当にたくさんの人が苦し
んでいます。
鳥の専門病院でも、鳥にステロイドを使います。
安易な対処療法を許さないためにも、原因を正確に把握することはとても大事です。

私の友達の犬は、耳のただれがすごいんです。
友達は、とてもいい人で、まじめですから、自分の信じるお医者様の言うとおりの
ドッグフードを与え、言うとおりの薬をつけます。
耳のただれや目やにヤケは、フードが関係していることがほとんどで、ドッグフード
をやめれば治ってしまうことなのですが、彼女は耳を貸しません。
犬の耳はどんどんただれ、ひどくかゆがり、5メートル先からでも悪臭が漂ってきて、
どうみても治っていないのですが、その現実は彼女の目には映らないんですね。
お医者様を信じているから、「悪くなるはずがない」と思いこんでいるんです。
人間の信じる力ってすごいなあと思います。
誰しも、良かれと思ってやっていることが「違う」と言われるのは気分が悪いですしね。
でも、つらいのは、自分が愛している人や生き物ですから、
色んな人の意見に耳を傾け、常に自ら勉強できる自分でありたいです。
08/2/20 おしげより

お友達の犬は可哀相ですねぇ。 直しきれない獣医の技量に問題があるんでしょうけど、もっと良
い治療法はないか、と考えないのかしらん。
お医者様を信じているから、「悪くなるはずがない」と思いこんでいるんです。
こういうのを刷り込みって言うんですかね?
科学に力があって治療と薬で必ず治るという常識が抜きがたく刷り込まれているのでしょうね。
でも何ぼやっても良くならないなら「どうもおかしい」と気づかないものですかね?
治らないという事実が全てを証明していると思うんですけどねぇ・・。
昔伊東ゆかりさんという歌手がいて、「あなかしか見えない」という名曲がありましたが、あなたしか
見えない、恋の盲目状態になっているのかもしれませんね。

鳥たちの私生活
アッテンボロー氏の書かれた本があります。写真が豊富で読み物としても面白い。
色んな鳥がいるものだなぁとほんとに感心してしまいます。
肉食の猛禽類から魚を食べる海鳥たち、昆虫・シード・葉っぱ類、雑食する種類が多いようです
が、中にはその土地の気候風土に合わせて生き延びる為に特殊化してきた種類が居る様です。
もともとは昆虫食のキツツキ類なのですが、北米のドングリキツツキは名前の通りドングリ以外は
ほとんど食べないそうです。 ふーん、ドングリだけで何故生きていけるのでしょうね?

松ぽっくりの実を食べるように嘴の先が交差してしまったイスカ。この形状では他のものはなか
なか食べれないでしょうね。 松の実だけで何故生きていけるのでしょう?
極めつけはハチドリかな。嘴が長く尖っていて花の蜜しか吸いません。
花の蜜、確かに栄養は豊富な様な気はしますが、タンパク質やカルシウムなんて入っているんで
しょうかね? 
極めて特殊な偏食である種類の鳥たちも、自然下では過不足なく生きていける事ができます。
自然が用意する食養の妙、と言うしかないと思います。
必要な栄養素と量はこれこれだから、一緒にして混ぜればそれが一番良い・・。
確かに小鳥が動く精密機械ならこの考え方は正しいのです。
しかし、生きている生体内で各栄養素が実際にどのように働くのかについて正確に掴む事は難し
いでしょう。
少なくても、栄養素と必要量の分析では、ドングリキツツキが何故ドングリだけで生きていけるのか
その秘密を解明する事は出来ないでしょう。「それは野鳥だから」と言ってオーパ−ツ扱いとし、
見なかった事にしよう、とするのが関の山です。
「皆さんが信じている科学というのは程度の低い宗教のようなものだ。」 たしか大阪大学の学長
さんがこんな事を言っていたと思います。
確かに科学技術の発達によって豊かになり生活が便利になってきたのは事実ですが、だからと
言ってこれを絶対視してしまっては、又別の問題を引き起こす事になってしまうでしょう。
完全なる自然に学び、自然に帰るのが一番の近道のように思います。

都会のマンション暮らしで完全な食養を実現するのは難しいと思います。
しかし、食が全てを決定するわけではないし、飼い主との関係性(気の交流)、環境作りも大きな
ウェイトを占めるはずです。
今回のshigemi ファイルでは、細胞内のミトコンドリアを活性化させるという事に集点を当てました。
細胞内のミトコンドリアが活性化され、内呼吸がスムーズに行えて免疫力がUPするというのは
摂る食物よりも大事な事であるかもしれません。
どんなに気を使って良い食材を用意しても、実際に消化されて吸収されない事には何の意味も
なくなってしまいますからね。
私たちは子供の頃から教育と言う名のもとに様々な刷り込みをされて生長してきています。
色眼鏡をかけたままで物事をみるように条件付けられてしまっています。
しかしそれでは物事の本質に辿り着く事は至難の技です。
「目からウロコ」という言葉があります。ウロコの落ちた澄んだ目で物事の本質を見て行きたい
ものです。
西原医師のミトコンドリア理論、人工太陽光線コウケントーは、目からウロコをひとつ落としてくれる
働きがあると思います。               (08/2/21)

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