利用上のご注意
過ぎたるは及ばざるがごとし

さて、晴美ファイル「野辺の野草特別編」をUPしてから、緑穂の試験販売へと
続いてきたわけですが、今日竹姫さんからのメールが届きました。
試験販売する前にもモニターをお願いしていますし、販売開始にあたっては
大いに喜んで頂いたお一人です。


こんにちは。
以前、メールで紹介していただいた本で「動物たちの自然健康法 野生の知恵に学ぶ」
(シンディ・エンジェル著/紀伊國屋書店出版)を、偶然図書館で見つけ、借りてきて、
今読んでいます。

その本の、植物のアルカロイドについての記述で、
動物の摂取量によって毒にも薬にもなるとありました。
アルカロイドというのは、植物が動物に摂食されないように二次生産する防御物質らしいのです
が、たいていの植物の未熟な果実や種子には、このアルカロイドが含まれているそうです。
身近な例としては、青梅をたくさん食べるとお腹をこわすことなどからもわかります。
このアルカロイド、熟す間にだんだん分解されるらしく、
完熟物であれば、ほとんど問題ないらしいです。

シード食の鳥の仲間は、緑穂を喜ぶと思います。
それで、ついついたくさん食べさせたくなるのが人情ですが、緑穂の大量摂取となると、
かなり心配になってしまいます・・・・。
適量のアルカロイドは抗菌作用など、健康増進を期待できる薬効があるようですが・・。

わが家のセキセイズは、毎日かなりの量の野草の青穂を食べていますが、
彼らが元気でいられるのは、青穂と共に竹炭食をしているからだと思っています。
竹炭を好きなときに好きなだけ食べられるようにしているので、
アルカロイドをとりすぎてしまった場合、炭食することで排毒ができ、健康上のたいした
問題にはならないのだろうと思います。
この本には、野生動物が本能的に、粘土を食べたり、炭を食べることによって体内の解毒・
排毒をする事実やメカニズムに関する詳しい記述がありました。
ですから、個人的には、飼い鳥にも緑穂といっしょに竹炭を入れてあげると安心かな、
と思っています。

一説に全幅の信頼をおくつもりはないのですが、
ちょっと気になったものですからご連絡いたしました。

06/9/11 竹姫

店長のコメント
竹姫さんと言えば、緑穂販売の生みの親。 親心で緑穂の利用過多を心配されているようです。
実は数日前に「インコの堆肥」に追加UPしようと思って送って頂いたえごまの写真があります。
まずこれを見て頂きましょう。


エゴマの花穂を食べると、なぜか竹炭も食べます。
おいしそうにエゴマの花穂を食べたら、しばらくすると竹炭を食べに行くんです。カリッと一口。
で、またエゴマを食べに行く・・・。
エゴマを食べた日は、かなり竹炭を齧っているんですね。
他の野草のときは、そんなにガリガリ竹炭を齧るってことはないんですけどね。
エゴマと食べ合わせがいいのかなぁ・・・。
以上、2点、うちのセキセイズのエゴマの花穂食で見られる不思議な行動でした。(9/9)
(もう一点は又別の機会にUP予定です)

このえごま、畑で栽培していますが、近くによると強烈なえごまの匂いがします。
何ともいえないえごま独特の匂いなのですが、これほどの匂いを放つ作物と言うのは他にありま
せん。 えごま位じゃないかなぁと思います。
若いえごまには解毒しなければならないような物質が何か含まれているのでしょうね。
あれだけの強い匂いを発するのですから、インコの食炭行為も何となく頷けます。

さて、緑穂の場合ですが、お送りしているのは野草ではなく、栽培種であるひえときびです。
お送りしている物はきびは6〜7分位、ひえは7〜8分位、実は既に粉状であり、干せばそのまま
来年の種子としても利用できる程度に生育した、完熟二歩手前位のものです。
(実の中がまだ白い汁状の若すぎるものはあまり良くないのかもしれません・・はっきりとは解り
ませんが)

以上のように、緑穂は栽培種であるひえとこきびである事。 緑と言ってももうすぐ完熟するほどに
生育した物である事、などからそれほど心配する事はないのではないかと思います。
ただ、ひえときびですから当然にカロリーは高いと思います。
食べ過ぎは肥満の基になるでしょう。 何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
健康の為に食べすぎには十分注意しましょう !!

昨日はこんなメールも頂きました。
早速インコ達にあげたところ、うちの一番大きいモモイロは最初ビックリして手(口)が出なかったのですが、オカメ子桜が夢中で齧り付くのをみて食べ始め、本当に競う勢いで食べています!!きっと喜ぶだろうな〜と予想はしていたのですが、それ以上でした!!(因みに我が家ではこきびが一番人気です)実を食べた後も、大切に茎の部分を羽繕いするように嘴で擦っていて長時間離しません
三羽が三羽ともです〜おかげで相手して貰えなくて飼い主が少し寂しいです(笑)

緑穂は鳥の種類を問わず概ね好評です。 喜んで食べるようです。
でも、欲しがるからといって次々にあげていると食べ過ぎになってしまうかもしれませんね。
今のところ、フンに異常が出たとか、下痢した等のご報告は頂いておりませんが、過食はちょっと
心配ですね。
せっかくの穂付きなのですから一本位で止めておき、後は茎で遊ばせる、という利用の仕方が
丁度良い位かもしれませんね。            (06/9/11) 



こんばんわ。 
アルカロイドについての記事を読みました。
なるほど〜! そういう防御物質があるのですね。知りませんでした。

我家の緑穂の試食に関しては・・。
今のところ何の異常もみられません。
けっきょく冷凍はやめてそのまま乾燥させることにしましたが
思ったほどは脱粒しないので食べ残した数粒を私が指で押し出して餌箱に入れてい
ます(ケチですね^^;)。

ケージには普段から小さな入れ物に鳥用として売られている炭と乾燥ハーブを常備
していますが
緑穂を食べた後に特別それらを食べている様子はありません。
やはり完熟少し手前ということで、アルカロイドという成分の残留も
少なくなっているのではないかと感じました。(根拠はありませんが)
問題は食べ過ぎによる肥満でしょうか?(笑)
でもこの先毎日食べさせる訳ではないので、わずか数日のこと、たまには思うままに
食べさせてやっても良いのではないかと思っています。
(小鳥を飼うまでは、鳥も太るなどと想像したこともありませんでした。やはり厳
しい野生とは違いますね。
苦労しなくてもたんまりご飯が食べれるのです。どんな生き物も太りますね。
ウチでもシードは大体量って与えています。好きなだけ食べさせるということはしていません)

まだまだ未知の事も多いですが、小鳥を通して色々勉強させてもらっているなぁと
感じる今日この頃です^^  ではまた。 
06/9/13 ゆきまる

店長のコメント
ゆきまるさん、いつもご報告メールをありがとうございます。
このアルカロイド、身近なところでは「ジャガイモの芽」なんかがそうなんでしょうね。
ジャガイモの芽には毒があるので芽が出ている場合には取ってから食べる、と言う事を知らない
人はまずいないと思います。
ジャガイモにしても芽を出した途端に食べられてしまってはたまったものではないので、芽に毒を
入れて、動物の食害から身を守っているわけです。
植物の場合は走って逃げるという事ができませんから、防御方法としては有害な防御物質を
持つという事以外にはないのでしょうね。
雑穀の緑穂の場合には害になるほどの防御物質が含まれているのかどうか、これは確かには
解らない事ですが、皆さんからの声をお聞きしている範囲では特に問題となるようでもないようです。
自家菜園でとれた生穂をあげている方はもう4〜5年も続けているそうです。
でも色んな場合を想定して勉強していくという事も必要でしょうから、こうした問題について考えて
みて良かったと思います。

でもこの先毎日食べさせる訳ではないので、わずか数日のこと、たまには思うままに食べさせて
やっても良いのではないかと思っています。


そうですね。 緑穂も何度もお送りできるわけではなく、年に一回この時期だけです。
その意味ではこの時ぐらいは思う存分たべさてやるというのも良いかもしれません。
クリスマスだって年に一回ですからね。クリスマスプレゼントとして好きなだけあげるというのも
ありかもしれませんね。              (06/9/14) 


竹姫さんのメールを読んでアルカロイドのことが気になったので少し調べてみました。
わたしも自分のブログで緑穂や野菜の花の
ことを書いていてちょっと心配になったものですから。。。

正直なところ、難しいことはわかりません。
ただ、毒ザルと呼ばれている猿やコアラがなぜわざわざ毒をもつ植物の葉を主食にしているのか。
それは生き抜く進化の過程で止むを得ずそうなったのではないかと
いう説で納得もできます。
   コアラは親の糞から毒を分解する微生物をもらっているし、毒ザルは
   炭(森の木に雷が落ちて木の一部が燃え炭化するそうです)を食べて毒消しをする。
 
でも鳥は?
   他にも食べるものはあるでしょうに、なぜわざわざ花や蕾を食べにくるのでしょう?
  青い生の穂をなぜあんなに目を輝かして食べるのでしょう?

   わたしは、やはりそれを食べることでしか得られないものがあるからだと思うのです。
   人間も、春にはゼンマイやワラビを食べますよね。一時期、それらに
   は発がん物質が含まれていると騒がれたこともありましたが。
   でもそれは大量に長期に渡って摂取したときに問題になるのであって
   ほんの一時期少量食べたところでどうということもないので、古来から食べ続けてこられた
のではないかなと思うと、緑穂もそれと同じように思います。
  もともと緑穂を買い求めるような人たちは、それなりに鳥の食に関して
   勉強されてると思いますので、ミネラルの補給や野菜などで植物繊維
  を与えているでしょうから(ミネラルや繊維、葉緑素にも解毒作用があ
   るそうです)、生穂をあげるということにそれほど神経質になることもないのではと思います。

  ただ、緑穂に関しては、茎もいっしょに。。。というのがベストかなと
   感じています。ベランダで収穫した丸ごと1本のままをケージにつるす
  と、種子よりもむしろ茎の方を先に食べる子がいるからです。
   がじがじとそれはすごい勢いで見事に破壊されます^^;
   一見無駄なように見える稗の茎も、鳥達にとってはきっと何かを得る
   ための大事な食料なのでしょうか。これも一物全体食といえるのかもしれません。

   そういうわけで、わたし個人の考えとしては、人間同様、旬のものを
   幅広くバランスよく、その植物の全体を食べさせる、ということに尽き
   るのではと思っています。そして何を欲しているのかは、鳥に聞け!
   ということでしょうか。

   我が家のおかめたちは、緑穂を十分に食べるようになってからフンの
   状態がとてもよくなりました。丸山さんの畑でできた穂はきっと栄養
   もぎゅっと詰まっているからでしょうね^^
06/9/14 くりかなるん

店長のコメント
くりかなるんさん、ご報告ありがとうございました。
喜んで食べて、フンにも問題ない、という事であれば緑穂は大丈夫そうですね。
試験販売にも関わらず今回は沢山の方からご注文を頂きました。
緑穂を欲しがる方も意外と多いのだなぁというのが正直な感想です。

ただ、緑穂に関しては、茎もいっしょに。。。というのがベストかなと感じています。

茎ですか・・・。 昨年は雑穀の乾燥茎を販売して見ましたが、結構好評でした。 
まだ青い茎は乾燥した茎とは又違うかも知れません。 みずみずしい茎を齧るのは格別なものが
あるかもしれませんしね。
というわけで、緑穂の試験販売第二弾、「ひえ穂の緑穂」 販売決定しました。

生育順調な穂ひえ 穂長は20〜25cm程、バッチリです
粒はこんな感じ 粒の中は白い粉状、手で割れるぐらい殻は
柔らかで丁度良い実入りです。
そして、なんと言ってもこの太い茎。
勿論まだ青々としていて鮮度も最高。
肉汁ならぬ緑汁た゜っぷりです。
勿論葉っぱも付いたまま。
今回は茎がメインのセットになります。

ただかさ張るので箱の選定と容量について
ただ今検討中。
数日中には注文受付開始予定です。

(06/9/15)

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