晴美ファイルX 野辺の野草

わが家のインコたちは、現在は、春の七草、まではいかないけれど、
野辺の野草を5種類くらいは、とりまぜて食べさせています。
鳥さんも好き嫌いがあるでしょうが、
わが家では、ナズナ(ぺんぺん草)が好評です。
茎をかみ絞り、未成熟の種のツブツブを食べています。
ハコベとホトケノザは、花と葉っぱをよく食べています。
変わったところでは、小笹の葉も食べます。
これは、自然養鶏の記述に、入舎直後の幼いヒナには、
玄米と笹の葉を与えるとあったので、試したものですが、意外に、インコも食べました。
他人にオススメできるものではありませんが、
うちのインコに関しては、今のところ問題はないようです。
なぜ笹の葉なのか、については記述がないのですが、
やっぱり、体の調子を整える何かがあるんでしょうね。
竹というのは、いよいよ不思議な植物です。
06/2/7 竹姫より

野草満載のカゴ内設置状態。
雑穀の茎で作ったブランコに乗って食べるコも
います。
本日のメニューは、ナズナ、ハコベ、ホトケノザ、
小笹、です。
設置より5時間以上経過しているので、ナズナの茎はほとんど食べられています。
かみしだかれた小笹の茎部分

小笹をあげ始めたのは、3日前からです。
葉は引き裂いて遊んで、そのまま下に落としま
すがひごのような茎部分は、たぐりよせたり、
上に乗ってユラユラしながら、すごい執着心の
もと、先がススキの穂のようになるまで、
ガシガシとかみしだいてしまいます。
野生のセキセイは、ユーカリの枝や葉を齧ることで健康維持に役立てているようですが、
うちの手乗りセキセイは小竹がユーカリの代用をしているように見えて、面白いです。

インコに野草をあげるようになったのは、1週間前からです。
インコのための小松菜を買い忘れたので、
試しに、近所の休耕地の野草を摘んであげてみたら、
好評だったので、それから続けてあげるようになりました。

丸さん栽培の健康雑穀に出合う前までは、
青菜については、小松菜をわずかに食べる程度の偏食インコたちでしたので、
今回も期待はしていなかったのですが、予想外の食いつきでびっくりしました。

野草を食べ過ぎたときには、少し柔らかめの抹茶色の糞になりますが、
形が崩れるほどの水分過多便ではありません。
そのような日は、炭糞もいつもより多くありますので、
鳥自身が、うまく体調保持に努めているように思えます。
06/2/7 竹姫より


笹は昔から笹だんごやちまき、笹寿司などの保存や風味付けに利用されてきた植物です。
北海道には有名なくま笹がありますが、健康茶として「くま笹茶」が販売されています。
くま笹には血液を浄化する色々な成分が含まれているようです。
北海道では残念ながら真竹のような立派な竹は生えませんが、熊笹は畑の周りにも沢山自生して
います。
野草の中から特に小笹を選ぶのは、何か成分的なものがあるかもしれませし、茎の太さと柔らか
さがセキセイにはぴったりなのかもしれません。どちらにしても大変気に入ったようですね。

笹も竹類の仲間ですが、竹の一番の特徴としては、その生育の特異さにあるように思います。
竹が一日で20cm〜1mも一気に伸びることができると言われているのは何故でしょう?
何故たった一日で一気に伸びる事ができるのか?
竹は空中の珪素を直接吸収できるといわれています。 つまり生育に必要な栄養素を葉の光合成
や根からの吸収に頼らず、空気を吸って生育する事が出来るのです。

空気を吸って成長する、なんてアホな事いうな、と言われそうですね。
たしかに眉につばを付けたくなるような話かもしれません。
しかし、空中から栄養素を直接吸収できる植物は竹ばかりではありません。


上の写真は畑で栽培している大豆です。写真ではちょっと解りずらいですが、根のところに丸い
粒粒が付いているのがわかるでしょうか。 これが根粒菌と言われている物です。
豆類は畑を肥やすと言われています。 実を付けるだけでなく、余分な栄養を粒にして根に蓄える
事が出来ます。 これが空中窒素の固定化といわれている現象で、大豆は空中の窒素を吸って
根粒菌に蓄えることが出来るのです。 そしてこれが腐って来年の作物の栄養となるわけです。
実が収穫できる上に畑も肥やす事ができるわけですから、大豆はとても偉い作物なのです。

かすみを食って生きる人は仙人と言われます。ヨガにもプラナという考え方があります。
空気(酸素を含む)は、あらゆる生命にとってなくてはならない第一番のエネルギーです。
第二番が水。第三番が食物です。
人間も肉体のあるうちは食物を食べないと生きてはいけませんが、やがては水だけで、更には
空気だけで生きていける存在へと進化していくものであろうと思います。
竹とは植物界の仙人であるというのが私の考え方です。 植物としての進化のスピードが人間より
はるかに高いのです。 竹の秘密はここにあるのではなかろうかと考えているところです。

青菜
小鳥の青菜としては小松菜を利用する事が多いようですね。
でも、野辺の野草の方が栄養バッグンという気がします。 鳥にとっては毒となるものもあるよう
ですので何でもあげると言うわけにはいかないと思いますが、野草の利用もとても良い事だと思い
ます。
嫌なものは食べないでしょうし、残った物は堆肥に利用できますから無駄になることはありません。
でも、家の周りから野草を取ってくるというのは誰にでもできる事ではありません。
それなりの田舎に住んでいないと無理でしょうね。 田舎だと小鳥の専門医など近くにはいない
でしょうから、これがデメリットになるかもしれませんが、その代わりに漢方薬(野草)を一杯食べ
させて予防飼育に励む事が出来るわけです。
都会には小鳥の専門医がいる、田舎にはその変わりに漢方薬がある。と言ったところでしょうか。
世の中上手くできてるなぁと思いませんか?
どちらにしても野辺の野草を青菜に利用するというのは、自然派飼育(なるだけ自然に育てて
みようという考え方)にはピッタリの考え方だと思います。
プランターで育てる必要もないですから楽チンですね。(笑)       (06/2/9)


某飼鳥家サイトで、鳥が乾燥したオーツ麦の茎を食べる効用についての記述をみつけました。
そこには、酵母菌感染予防、甲状腺の病気予防とあり、単なる齧るおもちゃ以上の
健康増進効果が期待できることを知り、驚きました。もしかしたら、オーツ麦以外の
健康雑穀の茎や葉についても、同様の効果を期待できるのではないかという気がしています。

わが家のセキセイインコは、炭については設置当初より、
だんだん齧る割合は減ってきましたが、
乾燥雑穀の茎、葉については、あいかわらず、毎日かなり齧り落としています。

雑穀の茎で作ったブランコは、特にお気に入りのアイテムです。
細長い竹炭のかけらを中心に雑穀の乾燥リーフで包み、
それを雑穀の茎数本で、押さえてはさむようにし、
両端を園芸用ビニールタイで縛って作ります。
そうすると、止まり木部分のクッション性がよく、適度な硬さのブランコができます。
現在そのようなブランコを3つ作って吊り下げていますが、
上に乗って遊びながら、毎日、ひとつは壊れてしまうほどに齧ります。
人気は茶キビの茎とオーツ麦の茎です。
ちょっと太めの茎(ひえ)の中のスポンジ状になっている部分は、
下に落ちていないので、かなり食べているようです。

好炭素菌の存在については、丸さんのコメントで読ませていただき、
なるほど、と思ったので、
雑穀の茎葉で竹炭を包めばより効果的だと思い、上記のように工夫してみましたが、
鳥たちにも、なかなか好評のようです。
加えて、雑穀の乾燥茎、乾燥リーフそのものにも、なんらかの薬効がありそうだと思うと、
より一層の利用と工夫を考える楽しみができました。
( 06/2/16 ) 竹姫より
齧られたヒエの茎
自然養鶏の本を読んで感じたことは、どれだ
け多種類の繊維質の多い食餌を与える工夫
ができるか、ということです。

ニワトリにしろ、小鳥にしろ、健康長寿を最終
目的とするならば、植物繊維で胃腸を刺激し、
胃腸の働きを強める食餌のことが、注目
されるべきだと思いました。

そのような意味で、繊維質も多く、薬効も期待
できる熊笹(笹の葉)は最適と思います。
笹の葉をインコに齧らせても、いまのところ、
特に悪影響は見られません。


齧られたひえの茎の写真を送って頂きましたが、これを見るとほんとにガシガシと噛んでいるようです。
これを見ると確かに、ただ齧って遊んでいるだけでなく、齧り取った茎の繊維も食べていそうな
雰囲気ですね。
オーツや麦の乾燥茎には色々な薬効があるようですので、ひえ・あわ・きびなどの雑穀類の茎
にも何らかの薬効的な成分が多少は含まれているのかもしれません。
もともとはひえの茎などは牛馬の冬の飼料として利用されていた物ですから、ただの牧草よりも
栄養価があるのかもしれません。

自然のサイクル
乾燥ハーブを利用するというのもとてもよい考え方だと思います。
考えて見ると自然状態では一年中青菜が豊富にあるという事はありません。
北海道では、牛・馬などは春から秋までは青草、冬の間半年間は夏の間に用意した牧草です。
寒い冬には身体を冷やす青草ではなく、太陽の光を一杯浴びた乾草が良いわけです。
本来は人間も自然のサイクルに合わせた食生活が基本です。 トマト・きゅうり・なすびなどは極陰
であり、身体を冷やします。冬に食べるべきではないし、食べる必要すらないわけです。
ただ、現代栄養学では、栄養分析をもとにしますから、一年中ビタミン豊富な緑黄食野菜を食べましょう、などと言うことになっています。 人間も自然のサイクルの中で生きている生物だという考え方をしないわけです。 
冬の間は身体を暖める根菜類(いも・ニンジン・ダイコン・ゴボウ)を食べていればそれで十分な
わけで、夏野菜をわざわざ冬に食べる必要はまったくありません。

セキセイインコは乾燥地帯にすみ、不定期に降る雨を求めて大群で移動し、雨が降って草が生長
すると繁殖を始める、ということですから、温度があって青菜を食べると生殖スイッチが入るように
なっているのではないでしょうか? 子育てに適合した時期を本能的に察知するように動物はでき
ているわけですから。 
青菜はビタミン補給の為に必須だということらしいですが、青菜にこだわらず、乾草は水分が蒸発
しただけですから栄養分はそのままだと思いますし、太陽光も一杯詰まっています。
夏の間半年くらいは青草中心、冬の間半年くらいは乾草中心、というサイクルにするとメリハリが
出ますし、より自然のような気がします。 一年中青々とした小松菜を食べさせるというのはあまり
にも不自然ではないかと思います。
食べる物が乾草が多いと、今はまだ乾季だ、卵を産んでいる場合ではない、という事になるので、
ひよっとしたら発情もコントロールできるのではないかと思います。
気温自体はなかなかコントロールできないと思いますが、食べる物で季節感を出すという事は
可能だと思います。
もともと乾燥地帯に暮らしている鳥ならば、木の枝や乾草などを食べて栄養吸収が出来るような
体の構造になっているはずです。 少なくとも一年中青草は食べていないはずです。
それを毎日青菜をやって雨季状態にすれば、何時発情してもおかしくありませんね。

食物繊維
竹姫さんは食物繊維に注目されているようです。 確かに人間にとっても大事なものですから鳥に
とっても必要な物であるかもしれません。
何が良いのかを特定するのも難しいと思いますが、仰るように熊笹なども良いかもしれませんね。
自然には薬効のある野草・薬草は一杯あるわけですから、今後の研究課題ですね。
                             ( 06/2/16 )

有効カルシウムが少ない日本の土壌 

日本は火山国のため、世界的に見ると土壌
そのもののなかにカルシウムが平均値の半分
くらいしか含まれていません。
土壌中のカルシウムは、アメリカやドイツで
約1.3%、イギリス・フランスで約4%、
日本は0.6%といわれています。

日本で唯一海外並みにCa含有率が高い土地、
それが名馬の産地として名高い北海道の日高
地方です。
400Kgにもなる巨体を支える細い足の競走馬。
それを作るのが日高で育った牧草なのです。

画像は、今朝、鳥カゴ掃除をしたときのもので、夜から朝にかけて生産された逸品の画像です。
逸品画像の両方には、比較対照のためのオーツ麦を置いています。


左の画像は、夕方から朝にかけて、暴飲暴食気味のフルコースの食事をした様子がわかります。
積み重なった糞のうち、下の方は白っぽい黄緑色でゆるめです。
野草と鉱物飼料を一気に食べて胃腸が冷えたのでしょう。
次に、緑がかった褐色の糞が上にあるので、
野草と健康雑穀を食べたことがわかります。
健康雑穀を食べたおかげで冷えがとれ、糞の形が整ってきました。
その上にある褐色の糞は健康雑穀や茎、葉を食べたものと思われます。しっかりとした逸品です。
最上段の黒く締まった糞は、炭を食べたものと思われます。
コースを締めくくるデザートは、竹炭サブレといったところでしょうか。(笑)
その後万全の体調となり、朝を迎えたものと思われます。

右の画像の逸品生産鳥は、夜の間、ケージ内にある野草の上のブランコにいたようです。
野草と健康雑穀、茎、葉をバランスよく食べているので、
理想的な色、ツヤ、形の逸品を大量生産しています。
ちなみに逸品数は37個ありました。(笑)   (06/2/17)

これも、またまた、自然養鶏の本からの知識ですが、
「土着微生物を活かす――韓国自然農業の考え方と実際――」
趙漢珪(チョウ・ハンギュ)著 (社)農文協発行 第三章5.自然養鶏について

自然養鶏において、ニワトリには、生後50日から笹の葉、乾粉飼料とともに籾ガラ給与を開始
するそうです。ニワトリの健康を考え、年間の産卵率を一定に保つため、
2月下旬から5月中旬までの産卵率が上がる時期には、多いときには飼料重量の25%まで
籾ガラを配合し、わざと産卵率を抑制するという記述がありました。

籾ガラ給与をすることで、ニワトリの産卵率を抑制できるのであれば、
籾ガラに相当するもの、例えば、雑穀の乾燥茎や乾燥リーフを鳥に食べさせることが、
産卵を抑制することにつながるかもしれない、と思います。
1羽飼いの手乗り鳥の場合、年間通して雑穀の茎を齧らせることで、
ある程度の発情抑制効果を期待できるかもしれませんね。

そのまま安心して鳥たちが食べることのできる
無農薬で無肥毒の雑穀の乾燥茎と乾燥リーフは、
もしかしたら、現代の飼い鳥のストレス解消と健康維持に、必須アイテムなのかも?!
と思いました。 (06/2/17) 竹姫より

糞を集めての撮影作業、ご苦労様です。(笑)
それにしても色んな糞があるものですね。 それもわずか半日の間でこんなにいろいろと変化の
あるものだとは思いませんでした。 それに数。 一羽12個平均になりますが一日にすると何個
ぐらいしているのでしょうか。 常に食べて常に排出という感じなのでしょうね。
それにしても竹姫さん、糞の状態を良く観察されていますね。 
「黙って見れば ピタリとわかる」 女占い師のようになってきました。(笑)  (06/2/19)

画像について
労をねぎらっていただき、まことに恐縮です。(笑)
ただ、私が散乱した糞を一つに集めて撮影したのではなく、
どちらも、一羽の鳥が、一箇所に止まって休んでいる夜の数時間のうちに生産
したもので、私は何も手を加えず、そのままを撮影したものです。

丸さん、驚くなかれ!
37個の糞は、一羽のセキセイが夜の数時間のうちに生産したものです。(笑)
これは夜間の糞の一部にすぎません。
夜の間に止まる位置を移動しますので、移動途中の糞はあちこち散乱しております。

フルコースの食事をした鳥は、夜休む場所がほぼ決まっている鳥で、
夜食を食べたり、水を飲んだりした後、再び同じ場所に戻って休んだので、
糞に一定の層ができたと思われます。他の鳥の糞もいくらか混じっているかもしれませんが、
ほとんどの糞は、一羽の鳥が生産したものと思われます。

葉っぱの方の画像は、糞のある位置から見て、
一羽の鳥限定の生産物に間違いないでしょう。

セキセイインコに限らず、空を飛ぶ鳥の新陳代謝はスゴイです。
おっしゃるとおり、常に食べて常に排出してると思います。
よく食べよく遊ぶ、健康なセキセイインコは、
1羽あたり一日に50個以上の糞をしてるのではないでしょうか。
病弱だった頃の糞の大きさと量は、今の半分以下ではなかったかと思います。
(06/2/19)  ウン勢占い師 竹姫より

へぇ〜。 私はてっきり散乱した糞を集めて撮影したのかと思っていました。
それと量がすごいのですね。 そんなにするものだとは知りませんでした。
なるほど、それなら常に何か食べていないと死んでしまうというのが良く解ります。
これだけの量をするなら食べる量も相当量必要になりますね。
沢山食べて素早く排出。 ちゃんと消化してるのかなぁ〜。 いいとこだけササッと吸収するように
なっているのでしょうね。 いゃぁ、勉強になりましたわい。   (06/2/19)


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